中秋明月祭大阪2024


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16年歩み続け丨中秋明月祭大阪2024

秋高気爽、キンモクセイの香りが漂う。  10月12日、青空の下、大阪「史跡難波宮跡」では色とりどりの旗がはためき、太鼓が高らかに鳴り響く。

 入り口に「景是祖国美、月是故郷明」という対句が大きく書かれ、おなじみのリズムに合わせて、陽気なヤンガー(秧歌)踊りが、長い間離れていた故郷に戻ったように彷彿させられました。  これは、16年間歩み続け、これからも継続していく中秋明月祭です。

「中秋明月祭大阪2024」実行委員会が主催し、中国駐大阪総領事館、大阪市、中国駐大阪観光代表処、山東省国際伝播中心共催、関西地区の華僑華人団体、日本に駐在中国系企業機構、中国人留学生団体、日中友好団体の共同後援で、「交流友好,共建和諧(交流して友好を築き、ともに調和をなす)」をテーマとする中秋明月祭が、16回目の開会式を迎えました。

会場には 58軒のブースがあり、中国各地のグルメがずらりと並び、中国伝統文化を体験するブースも大人気です。

例年と異なり、出展企業・団体の規模が拡大しました。中国の各大手銀行の大阪支店、航空会社の大阪支社、大阪府の日中友好団体、健康関連や医療法人なども出展しました。  さらに、「好客山東 好品山東(山東のおもてなし・山東の味わい)」のプロモーション活動も行われ、山東省の豊かな観光資源、文化紹介及び数多くの特産品が展示されました。

ブース数・規模ともに例年を上回り、舞台演出は中日民間演出グループが多彩で個性的な演目を披露し、ステージを華やかに盛り上げました。

中華人民共和国駐大阪総領事館薛剣総領事、中秋明月祭大阪2024実行委員会王天佐実行委員長、大阪市高橋徹副市長、大阪府日中友好協会梶本徳彦会長、大阪府山口信彦副知事、山東省宣伝部文芸処尹永海処長が開会式に出席し、挨拶を述べました。

王天佐委員長が次のように挨拶しました。  「過去16年間、合計32万人の中国人と日本人がこのイベントに訪れ、参加しました。皆さんがここで知り合いになって、仲良くなりました。中国や日本の伝統文化を人気のあるパフォーマンスという形で、民間の友好交流を促進し、華僑コミュニティの団結をはかり、中国の伝統文化を継承していきます。  また、華僑華人が日本の社会にもっと溶け込み、地域経済の発展と日中両国の文化・経済貿易の交流に貢献します。 中秋明月祭の舞台では、これまで日中文化それぞれ素晴らしいプログラムが数えきれないほど上演されてきました。また、中国各地の本場の美食グルメを販売してきました。  中秋明月祭は多くの日本人に知られるようになり、その影響力はますます高まっています。「見ごたえがあり、面白く、美味しい」、日中友好イベントのブランドとして確立されております。  ここでは、双方の民衆が親密になり、理解が深まり、友情も深まりました。  今年、「山東のおもてなし・山東の味わい 観光PR イベント」もこの明月祭に参加することによって、中国伝統文化的特徴のある山東省の特産品をたくさん提供し

中華人民共和国駐大阪総領事館薛剣総領事は挨拶の中で、以下のように述べました。「中秋節は古くから中国と日本両国の人々の共通の伝統行事です。歴史と習慣の両方の観点から見ても、中秋節は中国と日本の文化的な絆です。「但愿人長久 千里共婵娟」という美しい文言のように、中日が共同で開催し、両国民の間の友情を深め、多方面における文化交流を促進してきました。今年のメインテーマの上海市と大阪市が友好都市提携50周年だけではなく、「山東のおもてなし・山東のあじわい」のPR プロモーション活動も開催されます。同時に、「新疆の魅力発見」の特別ブースも新設され、見どころ満載です。今年、中国駐大阪総領事館では、「Look at China ,Go to China」をスローガンに打ち出しました。日本の皆さんは、まず中秋明月祭という窓口を通して中国を理解し、実際に中国を訪れて体験していただきたいです。

今年は、中国人民共和国建国75周年で、上海市と大阪市が友好都市提携50周年になります。中秋明月祭2024 のステージも一新され、期待感とおもてなしの気持ちを持って、皆さんを歓迎いたします。また、これを機に、2025年大阪万博を全力で応援させていただきたいです。中秋明月祭を通じて、中国が常に世界の平和を提唱し、人類運命共同体の発展を継続的に推進していくことを伝えたいと思っております。中国と日本は決して離れることができない隣国です。相互尊重と相互理解の原則に基づき、「敬隣永安(隣国を敬い、末長い安定をはかり)、平和友好」の理念を国民の心に深く根付かせましょう。」

共催者を代表して、大阪府日中友好協会の梶本徳彦会長は、第16回中秋明月祭の盛大な開幕を熱烈に祝福し、中国と日本の各界の関係者のサポートに感謝し、イベントを通じて両国民の相互理解を深め、アジアの平和と安定が促進されることを期待すると述べました。

 大阪市副市長の高橋徹氏は、中秋明月祭大阪2024の成功に向けてご尽力してきた関係者たちに敬意と感謝の意を表し、横山英幸大阪市長の祝辞を代読しました。中秋明月祭が、中国の料理、歌、踊りなどの多種多様な文化が紹介される大阪市の恒例イベントとして長きに渡り市民の間で親しまれ、両国の人々の間の心と心の交流を促進してきました。

大阪府副知事の山口信彦氏もイベントに出席し、大阪府吉村洋文知事の挨拶文を代読しました。中秋明月祭は、関西地域における日中友好交流の有名イベントであり、長年にわたり両国国民の相互理解促進に計り知れない貢献をしてきました。大阪市と上海市、大阪府と江蘇省は友好交流の歴史が長く、2024年は大阪市と上海市友好都市提携50周年になります。中秋明月祭を通じて、両国の経済貿易交流についてより一層促進したいです。

山東省宣伝部文芸処処長の尹永海氏は、「中秋明月祭の場を借りて、“山東のおもてなし、山東の 味わい“をテーマにする山東省観光プロモーションを行い、友情を再確認し、協力してまいります。山東省と日本は地理的に文化的に近く、何千年もの間、両国の人々の交流が盛んであります。我々は、このPR イベントを機に、日本と協力し共に発展を目指し、ウィンウィンの結果を達成したいと考えています。」と述べました。

山東省日照市外事辦公室アジア部PR担当の劉今氏は流暢な日本語で、山東省の観光をテーマについて説明を行いました。

中国駐大阪総領事館のブース前に長蛇の列ができていました。ほら、総領事館特製の限定版「愛情まんまん(肉まん)」を薛剣総領事が自ら配布しています。かわいいパンダのマスコットもシャッターチャンスを狙って、やってきました。あっという間に、すべての「肉まん」が会場の皆さんに配布されました。

江蘇省観光日本代表処のブースでは、多くの日本人が手作り提灯や中国の伝統的な切り絵、手工芸文化を体験しています。

江蘇省の「国縁」白酒は今年から日本市場に進入し、中秋明月祭には初めての出展となりました。中国の白酒はその独特の味と品質で日本の消費者の支持を得ることが期待されています。

13日午後5時、中秋明月祭大阪2024は歓声の中で閉幕し、実行委員会のメンバー全員が閉会式に登壇し、中国駐大阪総領事館領事僑務処の段海紅処長が閉幕式に出席し、挨拶をしました。「イベント開催にご尽力していただいた全ての皆さん、お忙しい中イベントにご参加いただいたゲストと皆様に、感謝の意を表します。この民間友好交流活動がますます充実したイベントとなりますように期待をしています。また来年お会いしましょう。」

 国家間の関係はその国々の国民の間の親近感によるものです。国民の間の親近感はその心と心が通じ合っているかどうかによるものです。

日中友好は、民間からです。中秋明月祭は、より幅広い国際交流のために、その機会と舞台を提供し、文化、教育、経済、観光など各分野での発展と人脈の繋がりを拡大し続け、中日の調和、平和で美しい新しい未来を共に築いていきます。

舞台演目

可愛い子供達

出店者

2025大阪万博特別ブース

1、王天佐実行委員長は難波連の皆さんと記念撮影 2、NHKの取材に対応 3、司会の張述洲さんと白雪梅さん

出演者

舞台演目

舞台演目

出展ブース

会場の様子







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