

2025年5月11日
2025年5月9日、日本大阪・関西万博中国パビリオンで文化観光プロモーションが行われ、文化展示、政策発表、業界間連携を通じて世界各地からの観光客への盛大な招待状を送り、そして「通信と支払の統合カード」で「中国観光の第一目的地」としての北京を世界に紹介した。
中国駐大阪総領事館副総領事魏有美氏
北京市文化観光局副局長孫健氏
大阪観光局理事長溝畑宏氏
中国駐大阪総領事館副総領事魏有美氏、北京市文化観光局副局長孫健氏、大阪観光局理事長溝畑宏氏が出席した。魏有美は今回のイベントについて、中国の芸術と観光の融合で、伝統とモダンがぶつかり合う北京の魅力を表したとした。溝畑宏は、22回も中国を訪問し、北京の文化や芸術、グルメなどへの印象が深く、「北京が好きだ、23回の北京訪問を楽しみにしている」と話した。そして、伝統的な遺産と未来のイノベーションを融合させた中国パビリオンが万博で高い人気を獲得したと賞賛し、今後も両国の交流の更なる促進を願っているとした。 世界初の「通信・支払いの統合カード」で各地からの観光客を歓迎 今回のイベントの目玉として、北京市文化観光局は世界初の「SIMカード・銀行カードが一本化する」トラベル・パスを紹介し、来場の観光業界の代表や航空各社の代表、旅行会社の注目を得た。
SIMカードと銀行カードの「統合」製品
カード一枚だけで北京で高速通信、便利な支払、公共交通機関が利用できるほか、MASTERやVISAカードをタッチして地下鉄にも乗れる。 孫健は、北京は豊かな観光資源と便利な公共施設があり、通関や交通、観光、宿泊、飲食、支払、出国時税還付なども向上してきている。「日本を含む38ヵ国へのビザ免除措置と54ヵ国への240時間内のトランジットビザ免除を実施している。今年第一四半期、日本人観光客を約4万人受け入れ、同期比11.2%増加した。2024年の日本人観光客数が698万人で、今年は延べ1200万人に達する見込み、協力の潜在力が大きい」とした。 北京はより開放的な姿で世界からの人々を歓迎する。北京首都空港と大興空港に海外観光客向けの総合サービスセンターが開設し、24時間体制で案内、交通アクセス、通信、両替などに対応する。4A以上の観光地、4つ星以上のホテル、観光街、交通中枢、重点商圏での海外カード消費を完全実現した。
中国国際航空の運航路線とプラン紹介
中国東方航空の運航路線とプラン紹介
中国南方航空の運航路線とプラン紹介
春秋航空の運航路線とプラン紹介
調印式で東方航空とMIRAI旅行社など3社、春秋航空と日中夢楽観光株式会社など2社がそれぞれ協力協定を結び、資源統合で日本人観光客向けの北京観光サービスの最適化と中日観光の協力を推進していく。
北京文化観光局はさらに、40社以上の中日旅行会社と提携し、業界間連携を特徴とした観光ツアーで外国人観光客の多様なニーズに応えようとした。
今回のイベントで昌平区が特に紹介された。明十三陵と居庸関長城という2大世界文化遺産を抱え、さらに「鳳冠の旅」という文化財・旧跡、デジタル体験、明代文化グッズ、国風温泉、宮廷グルメ、イチゴ狩りなどの農旅融合プランを設計し、歴史と現代がぶつかり合う活力を披露した。
イベントの文化公演と写真展、無形文化財体験が北京の魅力を伝えた。
創作古典舞踊「筆墨京華」
中日芸術家合奏「春」
最後の抽選会で盛り上がりを見せた。無料航空券、高級ホテルの宿泊券、オーダーメイドの旅行プランが含まれた「北京錦鯉」賞品は、来場者の参加を呼び、誠意が満ちた「中国観光」の招待状である。
2940
18